今回はTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)に焦点を絞り、TPPが日本企業のアジア・太平洋地域におけるビジネス展開に与える影響をお話しいただきます。
2005年6月にシンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージランドの四か国で調印されたTPPその後アメリカ、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルー、そしてカナダとメキシコが2012年11月から正式交渉国となり、現在のところ11か国となりました。
TPPの目的は一言でいえばまさに環太平洋地域にヒト、モノ、カネ、サービスの自由流通の基盤を構築するためにさまざまな規制を排除し、企業がこの地域でビジネス活動が自由に展開できる自由経済圏を創造することにあるといえましょう。
日本企業の海外展開がアジアを中心に環太平洋地域へと拡大していくなかで、このような欧州のEUに匹敵するような自由市場の形成は日本経済にとっても大きな意味を持つといえましょう。
今回は「ASEAN経済共同体」(ジェトロ出版共著2009年)、TPPと日本の決断(共編著 文真堂2013年)はじめ多数のTPPに関する本を書かれ、さらに同教中はミャンマー、カンボジア等の今後の経済発展が期待されるアジア地域を自らの足で歩きその経済実態を検証されているまさに理論と実践経験の両方を有するアジア大学の石川教授をお招きし、
1)TPPの現状
2)TPPの日本経済及び日本企業にとってのメリット、デメリット,
3)日本企業の東アジアでのビジネス展開とTPPの効果
4)TPP形成
に向けての今後の見通し、に関しお話しいただきます。
今後アジアから環太平洋地域へとビジネス展開を検討されている企業の関係者はぜひご参加ください。
日時 | 2013年3月19日(火)16:00〜18:00 |
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タイトル | TPPのメリット・デメリット及び日本企業のアジアでの事業展開の意味 |
講師 | 石川幸一様 亜細亜大学アジア経済研究所教授 |
会場 | アジア起業家村交流サロン 〒212-0013 川崎市幸区堀川町66番地 川崎市産業振興会館3F |
後援 | ジェトロ横浜・アジア企業経営研究会 |
参加費 | 会員:2,000円 / 非会員:3,000円(軽食、ドリンク付) |