近年、環境に配慮した再生エネルギーの開発が注目を集めています。自然資源の枯渇を防ぐため、先進諸国ではスマートシティプロジェクトを進めています。世界的に今後さらなる人口増加が見込まれる中で、電力の効率的利用・CO2削減への寄与が期待されています。地球環境の保全に配慮し、廃棄物の減量化、エネルギーの有効利用など資源の循環を基調とする、環境に対する負荷の少ない、地域固有の自然環境と調和のとれた「環境共生型都市」とする必要があります。
一方、日本は高齢化社会を迎えており、高度で効率的な医療環境が求められています。地方では、医師、高度医療機器の不足も課題となっています。このような超高齢社会に対し、ICTはその解決に役立つ最重要のツールになります。ICTにより一人ひとりが安心して健康に暮らすことのできる活力ある社会の実現が期待されています。
同様に、台湾でも高齢化が進行しています。65歳以上の高齢者人口は、2012年には総人口の11%を超えました。今後、総人口が減少する中で、高齢化率は上昇を続け、2025年には20%に達し、5人に1人が65歳以上となることが予測されています。今後の人手不足が予想される時代ではICTに対する理解を深め、スマートデバイスの活用が求められている。
以上の背景を鑑み、亜東関係協会科学技術交流委員会は世界のスマートシティに対する注目と認識を高めるため、そして日台スマートシティ分野においての協力を促進するため、この度、台湾科技部の指導の下、コージェネ財団及び早稲田大学スマート社会技術融合研究機構のご後援で、財団法人中華経済研究院に「日台スマートシティ構築と展望」の執行開催を委ね、日台の関連分野で活躍する専門家や学者を招聘する運びとなっております。
シンポジウムは全プログラムが無料でございます。各界のエキスパートの皆様、奮ってご参加ください!(講演は中国語と日本語にて行います。会場には中日同時通訳がございます。)
日時 | 2015年12月8日(火) 9:30〜17:30(9:00 受付開始) / 18:00〜20:00 懇親交流会 |
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使用言語 | 日本語と中国語(日中同時通訳付) |
開催場所 | ザ・プリンス パークタワー東京 B2「きんもくせい」 (〒105-8563 東京都港区芝公園4-8-1) |
主催機関 | 亜東関係協会科学技術交流委員会 |
指導機関 | 台湾科技部 |
実行機関 | 財団法人中華経済研究院 |
後援機関 | コージェネ財団、早稲田大学スマート社会技術融合研究機構 |
イベント情報サイト | http://japan.tnst.org.tw/front/bin/ptdetail.phtml?Part=3-050&Rcg=47 |
お申し込み先 | 財団法人中華経済研究院東京事務所 星原・楊 (ヤン) TEL:03-5765-5821 |